1月のある日曜日、七ヶ浜町(しちがはままち)の菖蒲田浜(しょうぶたはま)にいってきました。七ヶ浜町は、日本三景の一つである松島の南部に当たる北日本の中で一番小さい町です。仙台からですと車で40分程度で行くことが出来ます。その七ヶ浜町にある菖蒲田浜は、東北で初めて開設された歴史ある海水浴場でもあります。
今回訪れた目的は、愛犬の運動不足の解消です。冬の海のイメージですと「寒い」「風が冷たい」とマイナスのイメージが強いですが、風のない日差しが暖かい冬の日は、お散歩には最適なのです。私は、仙台市街に住んでいるのですが、冬になると犬の散歩は、雪の上や、冷たいコンクリートの上の散歩が多くなってしまいます。愛犬を柔らかい砂の上を思いっきり走らせたい時に海に向かいます。砂や土の上の散歩は、犬にも飼い主の関節にも優しいのです。
お昼過ぎに到着すると、やはり冬の海は人がほとんどいません。この時期ですと「密」にならない事も大事ですので、好都合かもしれません。ただ、海岸にあるお手洗いや水道はコロナの影響でしょうか、利用不可になっていました。
愛犬は思いっきり走ることができる「海」が大好きです。車から降りると匂いで分かるのかテンションが上がります。勢いよく走って駐車場から階段で防波堤に駆け上がると、思った通り風もなく穏やかでキラキラとした海が目の前に広がりました。しばらく小豆浜の方まで続く長い防波堤の上を歩き、海や大型船を眺めたあと、愛犬の大好きな波打際まで下りました。
菖蒲田浜は、砂浜にゴミもなく、とても綺麗な海岸です。(SEVEN BEACH PROJECTというプロジェクトチームが、毎月ビーチクリーンをしてくださっています)そんなところもお気に入りの理由のひとつです。
愛犬と波打際を思いっきり走り、冬とは思えないぐらい汗をかき、愛犬はハアハアとパンティングするまではしゃぎ、挙げ句の果てには海に入り(胴が浸からない程度ですが)楽しんでいました。
「寒い」「冷たい」冬の海のイメージが、愛犬を飼ってから変わりました。運動不足になりがちな冬に愛犬と楽しめる楽しい場所になりました。夏の海も良いですが、穏やかな冬の日の海もオススメです。