先日、宮城県柴田町在住のイギリス人陶芸家のジェームス・オペ(James Oppé)さんの窯(工房)を訪問しました。窯は柴田町の山側にある雷という地名の場所にあって、その名も「雷窯」といいます。舗装道路から少しだけ外れた所にあって、車だった私は迷ってしまい、ジェームス・オペさんに自転車で迎えに来てもらいました。
ジェームス・オペさんはとっても気さくで、工房として使っている建物に案内されるとすぐに打ち解けた雰囲気になりました。ジェームス・オペさんはイギリスで学校を卒業された後の1982年に来日し、福島や東京に住んだ後、1991年から29年間に渡って柴田町に住んでいるそうです。気候がイギリスに近いことが、柴田町(仙台)を選んだ理由だそうです。
ジェームス・オペさんの作品は、7色の虹色の色彩が印象的な陶器です。イギリスでも日本と同じように虹は7色なんだそうです。以前からこの虹色の陶器が気になっていて、STARRYで扱いたいなと考えていました。
ジェームス・オペさんは、普段は作品をイベントなどで販売することが多いようです。宮城の酒蔵や温泉地のホテルにも作品を置いているそうです。また、私が案内していただいた工房では陶芸教室をされています。
この時に見せてもらった陶器は、ピンク色が強かったり、紫色が強かったりして、同じように見えても幾つかのバリエーションがありました。色彩は柔らかいパステル調でした。他には、無地やヘリンボーンの意匠の物もあって、色んな種類の陶器を作っていらっしゃるのが分かりました。
この時は数種類の陶器をお譲りしていただのたのですが、STARRYでは他の陶器も取り扱いたいので、近日中にジェームス・オペさんを再訪するつもりです。