2020年度の狂犬病予防注射

注射器のイラスト

こんにちは。

STARRYのある仙台市では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年度(令和2年度)の集合注射会場での狂犬病予防注射が中止になってしまいました。

狂犬病予防注射は動物病院で接種できるので、ワンちゃんを飼っている方はそれぞれ動物病院にいく必要があります。狂犬病予防注射は毎年4月〜6月の期間に受けるよう狂犬病予防法で義務づけられています。20万円以下の罰金という罰則規定もあります。

公益社団法人仙台市獣医師会指定動物病院では、その場で狂犬病予防注射済票の交付が受けられるようです。この指定動物病院は仙台市獣医師会のホームページ(https://www.svma.or.jp/)で調べることができます。

日本は狂犬病清浄国なので、狂犬病を身近な怖い存在として感じなくなっていますよね。狂犬病は狂犬病ウイルスによる人獣共通感染症で、発症するとほぼ確実に死に至る怖い病気です。

日本では1957年の猫の感染報告を最後に狂犬病の感染は確認されていませんが、世界全体では毎年50,000人以上の人が狂犬病で亡くなっています。日本を含めた狂犬病清浄地域は全世界で10の地域ほどしかなく、とても少ないです。日本では国内での狂犬病の感染が確認されなくなって以降、国外での感染で3件の発症の報告があったようです。

狂犬病は人にも感染してしまうとっても怖い感染症なんですね。それどころか最も致死率の高い病気としてギネス世界記録に記録されてさえいるようです。ワンちゃんの飼い主は責任をもって狂犬病予防注射を受けさせる必要があります。

追記(2020.5.1)アスターとステラ

動物病院のアスターとステラの写真
動物病院のアスター(左)とステラ(右)

STARRYのモデル犬のアスターとステラを動物病院に連れていきました。狂犬病予防注射だけではなく、血液検査、フィラリア検査もしてもらい、8ヶ月分(5月〜12月)のフィラリア予防薬を受け取りました。検査結果は問題なかったです。

仙台市獣医師会の指定動物病院の系列の病院だったので、持参した「注射済票交付申請書」という仙台市動物管理センター(アニパル仙台)からの長細いハガキを提出しました。2週間から1ヶ月程度で「狂犬病予防注射済票」と「犬シール(門票)」が自宅に郵送で届くようです。

狂犬病予防注射を受けた日は安静が必要と言われました。また、狂犬病予防注射と同じ日に、フィラリア予防薬を飲ませるのは避けるようにとも指示されました。

追記(2020.5.7)狂犬病予防注射済票と犬シール

狂犬病予防注射済票と犬シール(門票)の写真
狂犬病予防注射済票と犬シール(門票)

「狂犬病予防注射済票」と「犬シール(門票)」が注射の日から1週間足らずで、仙台市獣医師会の指定動物病院より届きました。早くても2週間程度と聞いていたのですが、実際はもっと早かったです。