小笠原 義雄工人の珍しいこけし

小笠原 義雄工人のこけしの写真

こんにちは。

先日、小笠原 義雄工人にお会いしてきました。注文をさせてもらったりするときは、小笠原工人を直接訪問させていただくことが多いです。

お茶をいただきながら、今年のイベント出展の予定などをお聞きしました。2月のこの時期には年内の出展予定は大凡決まっているそうです。

ふとお部屋に飾っている小笠原工人作のこけしに目をやると、今までに目にしたことのない数本のこけしがありました。それらのこけしは木の皮が残してあって、一品モノの独特の存在感がありました。

お話を聞いてみると、通常は木材として売れない細い枝の部分を活用してこけしを創ることを思いついたそうです。小笠原工人は常に創意工夫をされていてすごいです。木の皮を活かしたこけしはなかなか他では見られないものです。

木地に木皮(もくひ)が残してあると、こけしが自然の木から作られていることを改めて気付かされますね。中には枝をそのまま使ったものや、虫食い(!)の跡を活かしたものもありました。

今後STARRYでお取り扱いさせていただければと考えておりますので、もしかしたらショップの商品に加わるかもしれません。

小笠原 義雄工人のこけし(木皮を活用)の写真
木皮を残したこけし
小笠原 義雄工人のこけし(枝をそのまま活用)の写真
枝をそのまま使ったこけし
小笠原 義雄工人のこけし(虫食いの木地)の写真
虫食いの跡を活かしたこけし(小物入れこけし)

追記(2020.3.24)

先日注文させていただいた数種類のこけしを受け取りに、小笠原工人にお会いしてきました。在庫がなくなっていた人気のこけしが再入荷しました。小笠原工人のこけしは本当に可愛らしいですよね。

小笠原 義雄工人作5寸こけし(平菊)の写真
5寸こけし(平菊)
小笠原 義雄工人作5寸こけし(枝梅)の写真
5寸こけし(枝梅)