及富の菊地専務とお会いしてきました(水沢訪問 Vol. 1)

及富の令和急須と鍋敷きの写真

こんにちは。先週末の4月13日(土)に岩手県奥州市水沢にいってきました。

奥州市水沢(旧水沢市)は、隣接する平泉町と同様に奥州藤原氏などで知られた歴史ある場所ですが、最近はメジャーリーガーの大谷翔平選手の出身地でることでも知られています(同じメジャーリーガーの菊池雄星選手や高校最速163kmの球速を記録した佐々木朗選手も岩手県出身です)。

アパレルでは、デサントアパレルの水沢工場の水沢ダウンが有名ですよね。

また、史上初のブラックホールの撮影成功のニュースが先日あったばあかりですが、このブラックホールの撮影に参加した地球上の6ヶ所の天文台の1つが国立天文台水沢です。

このように、水沢は国際的ニュースとも関連している地域ですが、工芸品で水沢といえば南部鉄器です。そして、STARRYでずっとお取り引きをしているのが水沢の「株式会社及富」です。及富は「南部宝生堂(ナンブホウショウドウ)」という屋号でも知られています。この日は約3年半ぶりに及富を訪問し、菊地章専務取締役とお会いしてきました。

菊地専務ははじめてお会いしたときから、商品開発や他のクリエイターとのコラボレーションにとても情熱を傾けられていて、この日もいくつかの商品を紹介してもらいました。そのうちの一つが、「令和急須」と名付けられた白い鉄器の急須です。内側はホウロウとなっていて、鍋敷きがセットになっています。金の下地が所々見える白い色が素敵ですね。ギフトにピッタリのアイテムです。

また、クリエイターからの依頼で制作した一点物のトリケラトプスの鉄瓶も見せてもらいました。3Dプリンターで砂型をつくれるようになって、このような複雑な形の鋳物ができるようになったそうです。この3Dプリンターの技術を活用すると、今までは難しかった形の鋳物が制作できようになったそうです。目は天然石がはめ込まれているのだそうです。

このような技術革新があって、及富では若い鋳物職人が増えたそうです。菊地専務は、他にもいろいろな商品を企画中とのことなので、近い将来STARRYで取り扱っていければと思います。

及富の令和急須の写真
令和急須
及富のトリケラトプスの鉄瓶の写真
トリケラトプスの鉄瓶
及富の菊地専務との写真
菊地専務(左)