2019.03.13
犬の危険な病気「胃捻転」とは
こんにちは。 先日、我が家の犬が急病になりました。 なんと、胃捻転でした。 幸い無事ですが、急にそうなったのでびっくりしました。 もしも皆さんにも同じことがあった時のために少しメモをしたいと思います。
ちなみに、胃捻転は胃が何かの原因でねじれる症状です。特に、中~大型の胸の深い犬で起きやすく、よくご存知の方もいるかと思います。胃が大きく拡張し、最悪、まわりの器官が圧迫のダメージで機能できなくなります。このため、死亡率が高いのです。なお、犬は体重19Kg、10歳です。(小型のポインター)。
<様子>
朝・散歩し、いつもの量のごはんをいつものように食べる。因みに1日2回です。ポイントは、家族が出かけ、食後すぐにゲージで大人しくしていたことです。昼すぎ・食いしん坊が、家族の昼ごはんの時も様子を見にこない・元気がない(この場合は、寒くないのに時々震えました)↓・トイレに行きたがるそぶり、外に行ってもしない(この時は胃捻転だと思わなかった)↓・吐こうとするのに吐けない感じが始まる・急にどんどんお腹が張ってくる。見ただけで分かり、触るとぱんぱんに硬い↓(病院へ!)・ぺったり腹ばいになりじっとしがちになる・歩けるが足が震えて少しよろよろする感じです・この頃には少しよだれが見えたり
<病院で>
・すぐにレントゲン↓・応急処置:胃につまったガスを抜いてお腹の圧力を下げる↓(転院)・胃のねじれをもとにもどす手術
いやいや、びっくりしました。獣医さんがすぐに発見、処置し、救急病院を手配してくださり本当に感謝しました。
<犬の胃捻転に特定の原因はなく、とにかくすぐ処置>
獣医さんによると、足腰が弱くて歩けない犬も胃捻転になるとのこと。胃捻転はよく食後の激しい運動で起きるといわれますが、そうとも限らないのですね。
胃がふくらむことで体内の血管が圧迫され、せきとめらるような形で心臓が拡張することも。これはすぐ処置が必要な重大な状態。実は我が家の犬がそうでした。 ねじれた胃は待てば自然に戻ることはまず無く、手術が必要とのこと。 そして、胃や圧迫された他の器官が壊死という危険があり、そうなると手術のあとも最悪のリスクが残ります。 だから発症後、たった数時間の対応で回復するかどうかが決まるのだそうです。
とても吐きたそうなのに吐けないとか、おなかが硬く大きく張っていたときは、すぐの病院への相談がよさそうです。
前の日から少し吐きたいなどの様子があり、症状が始まりかけていたのかもしれません。少々の吐き気はさほど珍しくないのですよね。
もう一つ。手術費は20~30万円でした。ペット保険に入っていざという時に備えるのが安心と思いました。